旅人の置き土産。勝手に元気に育っていたハーブ類。
気がつくと枯れていて、慌てて水をやった。
永遠に放置しても元気でいるような気がしていた。ごめんね。
BGMは、また急に仕事が入って愛する人を待たせたことを憂うkiroroの「長い間」。
最近目にした「幸せのドーナツ化現象」という言葉。激しめに共感した。
greenz.jpのタグラインリニューアルに際し、編集長の鈴木菜央さんのコラムにあった。
要は、世界や社会を幸せにしようと努力すると、自分や隣の人の幸せという中心部が抜け落ちてしまうということ。(詳しくはこのコラム)
玄関先のハーブの忘却は、人生の縮図。
どこまでもどこまでも感情は、揺蕩う。
暮らしを大切にしたい、幸せになりたい、幸せにしたい、助けたい、認められたい、頑張りたい、ゆっくりしたい。
夏空のような清々しさも、曇天の重々しさも、感情は、どこまでもどこまでも飛んでいく。空気にも電波にも乗っていく。どうせ飛ばすなら、軽やかな爽快さを。
自分で自分の機嫌くらい取りたいけど、なかなかそうもいかず、人と社会と関わる。
人と関わり、人を幸せにして、足元のハーブも枯らさずに、自分も幸せにするには。